イトーキ、今期最終を85％上方修正・7期ぶり最高益更新へ

　イトーキ <7972> [東証Ｐ] が12月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年12月期の連結最終利益を従来予想の27億円→50億円(前期は11.1億円)に85.2％上方修正し、増益率が2.4倍→4.5倍に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終損益も従来予想の9.7億円の赤字→13.2億円の黒字(前年同期は11.2億円の赤字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　営業利益及び経常利益につきましては、直近までの業績の進捗状況より、当初予想を上回る見通しとなりました。　また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、本日別途開示しております「固定資産の譲渡に伴う特別利益の計上に関するお知らせ」及び「固定資産の除却に伴う特別損失の計上に関するお知らせ」に記載の通り、2022年12月期本決算において固定資産売却益及び固定資産除却損を計上する見通しとなったこと等により、当初予想よりも大幅な増益見込みとなりました。　上記により、2022年12月期　通期連結業績予想数値を修正いたします。