業績下方修正も株価下押しは限定的、改善が鮮明になるにしたがい株価水準も押し上げられよう
業種:その他製品
時価総額:1882億円
PER:19.71倍
PBR: 0.93倍
粘接着素材のリーディングカンパニーで、シールやラベル用の粘着だけでなく、自動車関連、半導体関連テープ、液晶関連フィルムなど各産業における機能性フィルムなども手がける。また、カーボンナノチューブの新素材にも積極的に取り組み、将来的に多用が見込まれるナノファイバーシートのディスペンサー開発なども行っている。
業績面は11/8に中間決算発表を行うとともに業績予想を大幅に下方修正している。注力中の電子・光学関連メーカーの設備投資抑制の動きを反映したもので、米中貿易摩擦の影響が大きい。その一方で、足元では緩やかながらに回復へと向かいつつあり、四半期ベースでの推移では1Q(4-6月期)をボトムとして改善が窺える。
株価は決算発表直後は上下に振れる場面があったものの、その後はそれまでの回復基調を継続して緩やかながらに上昇トレンドを形成している。業績悪化をうけてか信用需給は売り長で倍率は0.09倍、週明けの昨日は売り方の買い戻しを誘発して戻り高値更新の動きとなった。需給面の底堅さから製造業全般における改善傾向がより顕著となってくれば昨年10月以来の水準回復も見えてくるだろう。
時価総額:1882億円
PER:19.71倍
PBR: 0.93倍
粘接着素材のリーディングカンパニーで、シールやラベル用の粘着だけでなく、自動車関連、半導体関連テープ、液晶関連フィルムなど各産業における機能性フィルムなども手がける。また、カーボンナノチューブの新素材にも積極的に取り組み、将来的に多用が見込まれるナノファイバーシートのディスペンサー開発なども行っている。
業績面は11/8に中間決算発表を行うとともに業績予想を大幅に下方修正している。注力中の電子・光学関連メーカーの設備投資抑制の動きを反映したもので、米中貿易摩擦の影響が大きい。その一方で、足元では緩やかながらに回復へと向かいつつあり、四半期ベースでの推移では1Q(4-6月期)をボトムとして改善が窺える。
株価は決算発表直後は上下に振れる場面があったものの、その後はそれまでの回復基調を継続して緩やかながらに上昇トレンドを形成している。業績悪化をうけてか信用需給は売り長で倍率は0.09倍、週明けの昨日は売り方の買い戻しを誘発して戻り高値更新の動きとなった。需給面の底堅さから製造業全般における改善傾向がより顕著となってくれば昨年10月以来の水準回復も見えてくるだろう。