フジコピアン、今期経常を35％上方修正、配当も21円増額

　フジコピアン <7957> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比36.4％増の5億8800万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億8000万円→6億5000万円(前期は4億2500万円)に35.4％上方修正し、増益率が12.9％増→52.9％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6000万円→2億3000万円(前年同期は1億2400万円)に3.8倍増額し、一転して85.5％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の70円→91円(前期は65円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.2％増の1億6800万円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の5.8％→5.7％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース