菊水化が大幅高、上期営業利益２．５倍で計画上振れで着地

　菊水化学工業<7953.T>が大幅高。午前１１時ごろに発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算が、売上高１１５億１５００万円（前年同期比１３．６％増）、営業利益２億６４００万円（同２．５倍）、純利益１億６０００万円（同３．８倍）となり、従来予想の営業利益１億７４００万円を大幅に上回って着地したことが好感されている。

　国内の消費増税前の駆け込み機運に伴う戸建住宅の改修工事の受注増があったほか、防耐火や石綿含有建築用仕上塗材の除去など特殊工事受注が堅調に推移したことが寄与した。

　なお、２０年３月期通期業績予想は、売上高２３０億円（前期比７．２％増）、営業利益４億３０００万円（同５．４％増）、純利益２億５００万円（同４３．０％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS