河合楽器は大幅続伸、高付加価値製品好調で第２四半期決算は上振れ着地

　河合楽器製作所<7952.Ｔ>が大幅に６日続伸し、年初来高値を更新した。同社は７日取引終了後に、２０年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結決算を発表。営業利益は１９億６５００万円（前年同期比１４．３％増）となり、従来予想の１４億円から上振れ着地した。

　売上高は３６４億３０００万円（同３．０％増）で、従来予想の３６０億円を上回った。日本や欧州でハイブリッドピアノなど高付加価値製品の販売が好調だったほか、素材加工事業の受注が堅調に推移したこと、原価低減や費用削減に努めたことが業績を押し上げた。なお、通期業績予想は売上高７３０億円（前期比０．９％増）、営業利益３１億円（同１５．５％減）とする従来計画を据え置いている。

出所：MINKABU PRESS