ヤマハ、今期最終を16％下方修正

　ヤマハ <7951> [東証Ｐ] が2月6日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比30.9％減の207億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の345億円→290億円(前期は381億円)に15.9％下方修正し、減益率が9.6％減→24.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の195億円→140億円(前年同期は173億円)に28.1％減額し、一転して19.1％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比37.2％減の57.7億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.0％→8.3％に大幅低下した。

株探ニュース