4,909円
ローランドの個人投資家の売買予想
予想株価
---円
登録時株価
3,490.0円
獲得ポイント
-132.07pt.
収益率
-46.41%
期間
理由
今ローランドが熱い!
今日は前日比6%越えの上昇を見せてくれました。
先週金曜日に部内で銘柄選定会議を行い、その際に発表した銘柄レポートを載せます。データは2007年 7月 27日に作成したものです。
【事業内容・ビジネスモデル】
連結事業 電子楽器60、コンピュータ周辺機器40
海外売上比率84%
電子楽器・シンセサイザーで著名。
業務用プリンタの子会社ローランドDGが急成長中。
【本レポートの要点】
最も着目している点は、資産バリューである。
具体的には、子会社のローランドDGの株式40%を所有していることと、無借金で、キャッシュリッチであることがあげられる。
また、収益的に見ても好調で、最近の為替動向などを踏まえると、まだ割安感があると考える。
【推奨理由】
①資産バリュー
・子会社ローランドDGの株式を所有している分の価値
ローランド時価総額1077億 × 40% = 431億 (ⅰ)
・ネットキャッシュ
現預金224億円 – 負債19億 = 205億 (ⅱ)
(ⅰ) × 0.6(売却税分) + (ⅱ) = 464億円 に対し、時価総額823億円
→今後生み出す利益に対するバリューは823億円-464億円=359億円しかない!?
→ざっくり計算して、現在の純利益がずっと続くと仮定して8%の割引率で割引いても587億円。
→587億円 – 359億円 = 228億円割安!?
②円安
海外売上高比率84%であり、為替レートは
1ドル115円想定→実際120円
1ユーロ150円想定→実際163円
この追い風を受け、27日に発表された第一四半期は、経常利益前年同期比79%増。
為替相場安定なら、さらなる増益が見込める。
【リスク】
①ローランドDGの株価下落リスク
②為替リスク
【まとめ】
ローランドDGの好業績及び為替市場の安定を前提とすれば、今後も株価上昇が期待できる。
また、タイミング的にも27日に好調決算が発表されたばかりなので、市場に注目されやすく、買い時であると考える。
【投資戦略】
今買って、4000円で売り。
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。また、本レポートに掲載された情報・意見は慶應義塾大学株式投資研究会SPECが信頼にたると判断した情報源に基づき作成したものでありますが、完全性、正確性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行うようお願い致します。
今日は前日比6%越えの上昇を見せてくれました。
先週金曜日に部内で銘柄選定会議を行い、その際に発表した銘柄レポートを載せます。データは2007年 7月 27日に作成したものです。
【事業内容・ビジネスモデル】
連結事業 電子楽器60、コンピュータ周辺機器40
海外売上比率84%
電子楽器・シンセサイザーで著名。
業務用プリンタの子会社ローランドDGが急成長中。
【本レポートの要点】
最も着目している点は、資産バリューである。
具体的には、子会社のローランドDGの株式40%を所有していることと、無借金で、キャッシュリッチであることがあげられる。
また、収益的に見ても好調で、最近の為替動向などを踏まえると、まだ割安感があると考える。
【推奨理由】
①資産バリュー
・子会社ローランドDGの株式を所有している分の価値
ローランド時価総額1077億 × 40% = 431億 (ⅰ)
・ネットキャッシュ
現預金224億円 – 負債19億 = 205億 (ⅱ)
(ⅰ) × 0.6(売却税分) + (ⅱ) = 464億円 に対し、時価総額823億円
→今後生み出す利益に対するバリューは823億円-464億円=359億円しかない!?
→ざっくり計算して、現在の純利益がずっと続くと仮定して8%の割引率で割引いても587億円。
→587億円 – 359億円 = 228億円割安!?
②円安
海外売上高比率84%であり、為替レートは
1ドル115円想定→実際120円
1ユーロ150円想定→実際163円
この追い風を受け、27日に発表された第一四半期は、経常利益前年同期比79%増。
為替相場安定なら、さらなる増益が見込める。
【リスク】
①ローランドDGの株価下落リスク
②為替リスク
【まとめ】
ローランドDGの好業績及び為替市場の安定を前提とすれば、今後も株価上昇が期待できる。
また、タイミング的にも27日に好調決算が発表されたばかりなので、市場に注目されやすく、買い時であると考える。
【投資戦略】
今買って、4000円で売り。
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。また、本レポートに掲載された情報・意見は慶應義塾大学株式投資研究会SPECが信頼にたると判断した情報源に基づき作成したものでありますが、完全性、正確性を保証するものではありません。投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任で行うようお願い致します。
4件のコメントがあります
なるほど。
ありがとうございます。respirationさんのおかげで理解を深めることができました。
ちなみに、某投資家さんから指摘されたのですが、ローランドが将来DGの株を売却するというシナリオを想定した場合には、そのときの税率を差し引いてバリューを計算しなければならないと思いました。
ありがとうございます。respirationさんのおかげで理解を深めることができました。
ちなみに、某投資家さんから指摘されたのですが、ローランドが将来DGの株を売却するというシナリオを想定した場合には、そのときの税率を差し引いてバリューを計算しなければならないと思いました。
そうだと思います。
①(連結)利益からDG分を差し引く
もしくは
②有価証券価値からDG分を差し引く
いずれかを差し引くことで2重計上は解消されると思います。
①(連結)利益からDG分を差し引く
もしくは
②有価証券価値からDG分を差し引く
いずれかを差し引くことで2重計上は解消されると思います。
コメントありがとうございます。
ご指摘の件、そのとおりだと思いました。
これだと、
①DGの有価証券の価値に含まれているDGの利益分
②ローランドの利益に含まれているDGの利益分
の2重計上となってしまいますね。
となると、差し引くべき価値は
DGの利益 × ローランドの所有する、DG株の保有率
ということになるのでしょうか?
ご指摘の件、そのとおりだと思いました。
これだと、
①DGの有価証券の価値に含まれているDGの利益分
②ローランドの利益に含まれているDGの利益分
の2重計上となってしまいますね。
となると、差し引くべき価値は
DGの利益 × ローランドの所有する、DG株の保有率
ということになるのでしょうか?
私も同じような理由で割安と考え保有しております。
確かにバリュー的に優れていると思います。
一点、ご教示いただきたいのですが、
現在の利益が続くとして割引価値を計算されていますが、現在の(連結)利益にはDGの分が少なからず含まれています。よって、DG保有分の価値は引き算する必要があるように思います。
いかがでしょうか?
確かにバリュー的に優れていると思います。
一点、ご教示いただきたいのですが、
現在の利益が続くとして割引価値を計算されていますが、現在の(連結)利益にはDGの分が少なからず含まれています。よって、DG保有分の価値は引き算する必要があるように思います。
いかがでしょうか?
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