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ウェーブロックホールディングスのニュース
*12:29JST ウェーブロックホールディングス---2Qも増収、通期業績予想の上方修正を発表
ウェーブロックホールディングス<7940>は31日、2024年3月期第2四半期(23年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.0%増の117.74億円、営業利益は同6.2%増の4.76億円、経常利益は同2.6%減の6.38億円(前年同期に計上された子会社株式売却益の減少が影響)、親会社株主に帰属する四半期純利益は同81.3%減の4.27億円となった。
マテリアルソリューション事業の売上高は前年同期比2.1%減の90.58億円となった。原材料価格やエネルギーコストの高騰を受けて、販売価格への転嫁に注力したことや、生産効率の向上による原価低減や継続的なコスト削減に努め、セグメント利益は同82.5%増の8.33億円となった。ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション分野において、原材料価格およびエネルギーコストの上昇分を販売価格へ転嫁したことや路面標示材等の販売が好調に推移したが、前年度は大型物件を受注し好調であった防煙垂壁用高透明不燃シート等の販売が減少し、低調に推移した。パッケージングソリューション分野においては、原材料価格の値上がりやエネルギーコストの上昇分の販売価格への転嫁に注力した。また、生産体制を強化し生産性を向上させた結果、販売数量が増加した。アグリソリューション分野においては、各種キャンペーン等の効果により、防虫網の販売が堅調に推移したが、エネルギーコストの上昇等により国内農業生産者の資材等への投資意欲が引き続き減退し、遮光網等の需要が減少した。リビングソリューション分野においては、サッシメーカー等への販売は好調であったが、ホームセンター向け販売は、来店客数が減少したこと等の影響を受け販売が落ち込んだ。
アドバンストテクノロジー事業の売上高は同24.6%増の27.19億円となった。品質の安定化と生産効率の向上やコスト削減に努めたが、デコレーション&ディスプレー分野における設備投資に伴う減価償却負担の増加等や販売数量の減少により採算性が低下し、セグメント損失は0.36億円(前年同期は3.39億円の利益)となった。デコレーション&ディスプレー分野は、EV車向けエンブレムへの採用内定数が増加していることや、センターインフォメーションディスプレーおよびヘッドアップディスプレー用途で新規車種が量産開始された一方で、従来のガソリン車からEV車化への過渡期にあり、採用されたガソリン車の一部がEV車に生産をシフトしたこと等による減産の影響を受けた。また、採用されたEV車においてもバッテリー不足に伴う生産調整が行われたこと等もあり、主に中国、北米市場で販売が減少した。一方、テレビモニター用導光板の販売が好調に推移した。
2024年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比1.0%増(前回予想比3.0%減)の228.00億円、営業利益が同15.5%増(同8.1%増)の4.00億円、経常利益が同8.2%減(同32.0%増)の6.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同81.9%減(同55.6%増)の4.20億円としている。
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マテリアルソリューション事業の売上高は前年同期比2.1%減の90.58億円となった。原材料価格やエネルギーコストの高騰を受けて、販売価格への転嫁に注力したことや、生産効率の向上による原価低減や継続的なコスト削減に努め、セグメント利益は同82.5%増の8.33億円となった。ビルディングソリューションおよびインダストリアルソリューション分野において、原材料価格およびエネルギーコストの上昇分を販売価格へ転嫁したことや路面標示材等の販売が好調に推移したが、前年度は大型物件を受注し好調であった防煙垂壁用高透明不燃シート等の販売が減少し、低調に推移した。パッケージングソリューション分野においては、原材料価格の値上がりやエネルギーコストの上昇分の販売価格への転嫁に注力した。また、生産体制を強化し生産性を向上させた結果、販売数量が増加した。アグリソリューション分野においては、各種キャンペーン等の効果により、防虫網の販売が堅調に推移したが、エネルギーコストの上昇等により国内農業生産者の資材等への投資意欲が引き続き減退し、遮光網等の需要が減少した。リビングソリューション分野においては、サッシメーカー等への販売は好調であったが、ホームセンター向け販売は、来店客数が減少したこと等の影響を受け販売が落ち込んだ。
アドバンストテクノロジー事業の売上高は同24.6%増の27.19億円となった。品質の安定化と生産効率の向上やコスト削減に努めたが、デコレーション&ディスプレー分野における設備投資に伴う減価償却負担の増加等や販売数量の減少により採算性が低下し、セグメント損失は0.36億円(前年同期は3.39億円の利益)となった。デコレーション&ディスプレー分野は、EV車向けエンブレムへの採用内定数が増加していることや、センターインフォメーションディスプレーおよびヘッドアップディスプレー用途で新規車種が量産開始された一方で、従来のガソリン車からEV車化への過渡期にあり、採用されたガソリン車の一部がEV車に生産をシフトしたこと等による減産の影響を受けた。また、採用されたEV車においてもバッテリー不足に伴う生産調整が行われたこと等もあり、主に中国、北米市場で販売が減少した。一方、テレビモニター用導光板の販売が好調に推移した。
2024年3月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比1.0%増(前回予想比3.0%減)の228.00億円、営業利益が同15.5%増(同8.1%増)の4.00億円、経常利益が同8.2%減(同32.0%増)の6.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同81.9%減(同55.6%増)の4.20億円としている。
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