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大日本印刷のニュース
企業の経営・マネジメント層を対象にインシデント発生時の対応経験を提供
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、企業の経営・マネジメント層を対象に、インターネット上の仮想空間・メタバースで、複数の部門が連携してセキュリティ上の脅威事象(インシデント)発生時の緊急対応と組織間連携を学べる「組織連携コース_メタバース演習*1」を開発しました。
本演習は、インシデント発生の際に対応指示等の責任を持つ経営・マネジメント層のメンバー4人が、それぞれの役割(ロール)に分かれて、メタバースで実施するものです。インシデント発生時に取るべき行動や組織連携のあり方について、場所の制約なく学ぶことができます。
DNPは本日より受講申し込み受付を開始し、11月8日(水)よりサイバーセキュリティ人材育成サービス「サイバーナレッジアカデミー」の新しいコースとして提供を開始します。
*1 組織連携コース_メタバース演習について → https://www.dnp.co.jp/cka/course/interorg-comm-training01.html
【開発の背景】
インシデント発生時は、ITシステム担当の情報システム部門に加え、被害を受けた事業の継続判断を行う事業部門、ステークホルダーへの状況の説明を担う広報部門など、複数部門間の連携と判断・対処が必要です。特に各組織の意思決定層が適切な連携と判断・対処を行うには、防災訓練や避難訓練と同様に、サイバー攻撃の被害を想定し、「机上演習」を事前に実施するなど、平時からの備えが不可欠です。
DNPは、2016年からサイバーセキュリティ対策要員を育成する「サイバーナレッジアカデミー」を運用し、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)等の実務者を対象とした教育や、「経営層向け情報セキュリティ講習」などを行っています。これらの知見・ノウハウと、DNPが2023年7月に提供を開始し「ロールプレイング型のメタバース構築サービス」*2の強みを掛け合わせ、今回、企業・団体向けに、対話しながらインシデント発生時の組織連携について学ぶ演習を開発しました。
【「組織連携コース_メタバース演習」の特長】
1.各部門の情報連携や意思決定を体感で学ぶ演習
情報セキュリティの責任者であるCISO(Chief Information Security Officer)やCSIRT長・事業部長・広報部長の役割に分かれ、4人一組で各人のPCからメタバースの演習室にアクセスして、約2時間の机上演習を行います。参加者は役割に応じて、提供される状況の情報を元に、発生したインシデントへの対処指示や社内外の関係者への情報連携など、適切な対応を選んでシナリオを進めていきます。普段とは異なる有事の連携・対応を仮想的に経験することで、実際のインシデント発生時の的確な対応につなげることができます。演習終了後には参加者各自の取り組みの結果と評価が提示され、対応の課題や改善点を理解できます。
2.メタバースにより、臨場感のある演習が可能に
部門横断型のサイバーセキュリティ演習はこれまで、会場の準備や参加者の調整などに時間がかかっていましたが、本演習は、遠隔地からでも参加できます。また、「周囲のメンバーの回答を見て、自身の取るべき行動が推察できてしまう」という、従来の集合型演習の課題も解消できます。メタバースでの臨場感があるインシデント対応体験が可能となり、さらに参加者間で振り返りを行うことによって、自社のインシデント対応計画策定時のベースとなる共通認識を得ることができます。
3.サイバーセキュリティの第一人者・名和利男氏が監修
本演習のシナリオは、CSIRT構築やサイバー演習、法的証拠となるデジタル情報の回収・分析等を行うフォレンジックの国内第一人者であり、数多くのインシデント対応で実績がある名和利男氏(サイバーディフェンス研究所専務理事 上級分析官)の知見を反映しています。
■本演習を監修した名和利男氏からのコメント
昨今のビジネス環境において、労働力人口の減少、消費者ニーズの多様化の影響などから、デジタル化やクラウドサービスの利用が急速に進んでいます。これによりサイバー攻撃のきっかけとなりうる領域が拡大しています。しかし、私たちはそのリスクに気づかず、突然発生するサイバー攻撃に困惑して被害をいたずらに拡大させています。本トレーニングが企業と顧客を守るための模擬経験として活用され、サイバー攻撃への組織的対処能力の向上と被害軽減につながるものと期待しています。
【価格(税込)】
55万円/回 (4名一組での受講)
【今後の展開】
DNPは、広範なサプライチェーンに関わる製造業のほか、多様な企業・団体に「組織連携コース_メタバース演習」を提供していきます。また、サイバーナレッジアカデミーが提供するセキュリティ担当者向け演習等と組み合わせることで、企業の多様なセキュリティ人材の育成を支援していきます。
*2 ロールプレイング型メタバース構築サービスについて → https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169553_1587.html
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、企業の経営・マネジメント層を対象に、インターネット上の仮想空間・メタバースで、複数の部門が連携してセキュリティ上の脅威事象(インシデント)発生時の緊急対応と組織間連携を学べる「組織連携コース_メタバース演習*1」を開発しました。
本演習は、インシデント発生の際に対応指示等の責任を持つ経営・マネジメント層のメンバー4人が、それぞれの役割(ロール)に分かれて、メタバースで実施するものです。インシデント発生時に取るべき行動や組織連携のあり方について、場所の制約なく学ぶことができます。
DNPは本日より受講申し込み受付を開始し、11月8日(水)よりサイバーセキュリティ人材育成サービス「サイバーナレッジアカデミー」の新しいコースとして提供を開始します。
*1 組織連携コース_メタバース演習について → https://www.dnp.co.jp/cka/course/interorg-comm-training01.html
【開発の背景】
インシデント発生時は、ITシステム担当の情報システム部門に加え、被害を受けた事業の継続判断を行う事業部門、ステークホルダーへの状況の説明を担う広報部門など、複数部門間の連携と判断・対処が必要です。特に各組織の意思決定層が適切な連携と判断・対処を行うには、防災訓練や避難訓練と同様に、サイバー攻撃の被害を想定し、「机上演習」を事前に実施するなど、平時からの備えが不可欠です。
DNPは、2016年からサイバーセキュリティ対策要員を育成する「サイバーナレッジアカデミー」を運用し、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)等の実務者を対象とした教育や、「経営層向け情報セキュリティ講習」などを行っています。これらの知見・ノウハウと、DNPが2023年7月に提供を開始し「ロールプレイング型のメタバース構築サービス」*2の強みを掛け合わせ、今回、企業・団体向けに、対話しながらインシデント発生時の組織連携について学ぶ演習を開発しました。
【「組織連携コース_メタバース演習」の特長】
1.各部門の情報連携や意思決定を体感で学ぶ演習
情報セキュリティの責任者であるCISO(Chief Information Security Officer)やCSIRT長・事業部長・広報部長の役割に分かれ、4人一組で各人のPCからメタバースの演習室にアクセスして、約2時間の机上演習を行います。参加者は役割に応じて、提供される状況の情報を元に、発生したインシデントへの対処指示や社内外の関係者への情報連携など、適切な対応を選んでシナリオを進めていきます。普段とは異なる有事の連携・対応を仮想的に経験することで、実際のインシデント発生時の的確な対応につなげることができます。演習終了後には参加者各自の取り組みの結果と評価が提示され、対応の課題や改善点を理解できます。
2.メタバースにより、臨場感のある演習が可能に
部門横断型のサイバーセキュリティ演習はこれまで、会場の準備や参加者の調整などに時間がかかっていましたが、本演習は、遠隔地からでも参加できます。また、「周囲のメンバーの回答を見て、自身の取るべき行動が推察できてしまう」という、従来の集合型演習の課題も解消できます。メタバースでの臨場感があるインシデント対応体験が可能となり、さらに参加者間で振り返りを行うことによって、自社のインシデント対応計画策定時のベースとなる共通認識を得ることができます。
3.サイバーセキュリティの第一人者・名和利男氏が監修
本演習のシナリオは、CSIRT構築やサイバー演習、法的証拠となるデジタル情報の回収・分析等を行うフォレンジックの国内第一人者であり、数多くのインシデント対応で実績がある名和利男氏(サイバーディフェンス研究所専務理事 上級分析官)の知見を反映しています。
■本演習を監修した名和利男氏からのコメント
昨今のビジネス環境において、労働力人口の減少、消費者ニーズの多様化の影響などから、デジタル化やクラウドサービスの利用が急速に進んでいます。これによりサイバー攻撃のきっかけとなりうる領域が拡大しています。しかし、私たちはそのリスクに気づかず、突然発生するサイバー攻撃に困惑して被害をいたずらに拡大させています。本トレーニングが企業と顧客を守るための模擬経験として活用され、サイバー攻撃への組織的対処能力の向上と被害軽減につながるものと期待しています。
【価格(税込)】
55万円/回 (4名一組での受講)
【今後の展開】
DNPは、広範なサプライチェーンに関わる製造業のほか、多様な企業・団体に「組織連携コース_メタバース演習」を提供していきます。また、サイバーナレッジアカデミーが提供するセキュリティ担当者向け演習等と組み合わせることで、企業の多様なセキュリティ人材の育成を支援していきます。
*2 ロールプレイング型メタバース構築サービスについて → https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169553_1587.html
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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