大建工、上期経常を33％下方修正

　大建工業 <7905> [東証Ｐ] が10月17日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の42億円→28億円(前年同期は99.2億円)に33.3％下方修正し、減益率が57.7％減→71.8％減に拡大する見通しとなった。
　なお、24年3月期の業績予想を取り下げ、未定に変更した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．2024年３月期第２四半期（累計）連結業績予想数値の修正（2023年４月１日～2023年９月30日）（修正の理由）　2024年３月期第２四半期累計期間の業績予想につきましては、国内市場においては、持ち家や分譲戸建を中心に新設住宅着工戸数が低水準で推移し、海外市場においては、ＭＤＦの需給は軟化傾向が続き、北米における木材製品の市況価格も依然として低調に推移したことなどから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益、いずれも前回の予想を下回る厳しい見通しとなりました。２．2024年３月期通期連結業績予想数値の取り下げ（2023年４月１日～2024年３月31日）（公表取り下げの理由）　本日公表の「株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関する臨時株主総会開催のお知らせ」に記載のとおり、当社は株式併合及び一連の手続により、伊藤忠商事（株）の完全子会社となり、当社株式は上場廃止となる予定であるため、2024年３月期通期連結業績予想を取り下げ、公表を控えさせていただきます。（注）上記の予想は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性が有ります。