ウッドワン、前期経常を一転2％増益に上方修正

　ウッドワン <7898> [東証Ｓ] が5月6日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の16億円→21億円(前の期は20.6億円)に31.3％上方修正し、一転して1.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.9億円→13.9億円(前年同期は14.1億円)に56.1％増額し、減益率が36.8％減→1.3％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期の通期連結業績予想につきましては、海外での急速な景気回復による全般的な品不足や価格高騰を受け、米国などでの金利上昇や為替相場の大幅な変動が生じているものの、新設住宅着工戸数が順調に回復する中、国内販売が見通しを上回っていることや、全社的な取り組みによる生産性の向上や経費の削減などの効果も見込まれることから、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも当初予想を上回る見通しとなりましたので、上記の通り業績予想を修正いたします。　なお、今回の業績予想の修正に伴う、期末の配当予想の変更はございません。(注)上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算定しており、実際の業績は、様々な要因により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。