廣済堂は４日続落、ＭＢＯに伴うＴＯＢは不成立に

　廣済堂<7868.T>は４日続落。ＭＢＯ（経営陣や従業員による自社買収）に向け、米ベインキャピタル傘下のＢＣＪ－３４が実施したＴＯＢは応募株式数が５４４万３１６４株と買付予定株数の下限（１２４５万６８００株）に満たなかった。このためＴＯＢは不成立となった。これに伴い、東京証券取引所は同社株に対する監理銘柄（確認中）の指定を１０日に解除すると発表した。この日はＭＢＯに伴うＴＯＢが不成立となったことを受け、株価は軟調に推移している。なお、同社株を巡っては旧村上ファンド系の南青山不動産（東京・渋谷区）が５月１０日を期限に対抗ＴＯＢを実施している。

出所：minkabuPRESS