フジシール、今期経常を一転12％減益に下方修正

　フジシールインターナショナル <7864> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.7％増の96.8億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の136億円→106億円(前期は121億円)に22.1％下方修正し、一転して12.4％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の53.7億円→23.7億円(前年同期は59.4億円)に55.8％減額し、減益率が9.5％減→60.0％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比49.9％減の14.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の7.3％→3.9％に大幅悪化した。

株探ニュース