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永大産業のニュース
永大産業 <7822> [東証S] が4月25日大引け後(16:15)に業績修正を発表。22年3月期の連結営業損益を従来予想の5億3000万円の黒字→4000万円の赤字(前の期は3億8300万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益も従来予想の8億2300万円→2億5300万円(前年同期は2億4700万円)に69.3%減額し、増益率が3.3倍→2.4%増に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループでは、アフターコロナ・ウィズコロナ時代の経営環境や市場ニーズ等を踏まえて、当社グループの安定した収益基盤の確立、さらには中長期的な業容拡大を図るため、2022年3月期を初年度とする新たな中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2023」を策定しました。本計画の基本方針に基づき、品質及びサービスの更なる向上、住宅分野でのシェアアップと新設住宅着工戸数に依存しない事業構造への転換、生産体制の最適化、物流及び情報システムの改革、徹底したコスト低減など各施策に取り組んでおります。 住宅業界におきましては、新設住宅着工戸数が比較的堅調に推移している一方で、木材の供給不足や価格高騰、いわゆるウッドショックによる基材コストの急激な上昇は、想定を大きく超えるレベルに達しております。さらに、原油高に伴い基材以外の諸資材や物流経費につきましても高騰が続いております。当社グループでは、生産性の改善など様々な手法によりコスト低減に取り組むとともに、販売価格への転嫁を進めておりますが、販売価格への転嫁が遅れているため、足元の急激なコストアップを吸収するには至っておりません。 また、操業に向けて準備を進めている子会社のENボード株式会社では、生産設備の設置自体は完了しておりますが、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により、ドイツから専任の技術者が来日できない状況が続いたため、設備稼働開始の計画に遅れが生じております。 このような状況の中、2022年3月期につきましては、前述のENボード株式会社において発生する販管費の影響を当社グループ全体で補う計画としておりましたが、売上高が概ね順調に推移している一方で、ウッドショックによる基材コストの上昇等が売上原価に、物流経費の増加等が販管費に大きく影響し、売上総利益は想定を下回る見込みとなりました。さらに、販売価格への転嫁の遅れが利益を圧迫し、結果としてENボード株式会社の販管費の影響を補いきれず、各利益が予想値を下回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。 当社グループは、引き続き販管費の圧縮に努めるとともに、販売価格への転嫁を急ぎ、収益性の向上を図ってまいります。(注)本資料の予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。以 上
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結営業利益も従来予想の8億2300万円→2億5300万円(前年同期は2億4700万円)に69.3%減額し、増益率が3.3倍→2.4%増に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループでは、アフターコロナ・ウィズコロナ時代の経営環境や市場ニーズ等を踏まえて、当社グループの安定した収益基盤の確立、さらには中長期的な業容拡大を図るため、2022年3月期を初年度とする新たな中期経営計画「EIDAI Advance Plan 2023」を策定しました。本計画の基本方針に基づき、品質及びサービスの更なる向上、住宅分野でのシェアアップと新設住宅着工戸数に依存しない事業構造への転換、生産体制の最適化、物流及び情報システムの改革、徹底したコスト低減など各施策に取り組んでおります。 住宅業界におきましては、新設住宅着工戸数が比較的堅調に推移している一方で、木材の供給不足や価格高騰、いわゆるウッドショックによる基材コストの急激な上昇は、想定を大きく超えるレベルに達しております。さらに、原油高に伴い基材以外の諸資材や物流経費につきましても高騰が続いております。当社グループでは、生産性の改善など様々な手法によりコスト低減に取り組むとともに、販売価格への転嫁を進めておりますが、販売価格への転嫁が遅れているため、足元の急激なコストアップを吸収するには至っておりません。 また、操業に向けて準備を進めている子会社のENボード株式会社では、生産設備の設置自体は完了しておりますが、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響により、ドイツから専任の技術者が来日できない状況が続いたため、設備稼働開始の計画に遅れが生じております。 このような状況の中、2022年3月期につきましては、前述のENボード株式会社において発生する販管費の影響を当社グループ全体で補う計画としておりましたが、売上高が概ね順調に推移している一方で、ウッドショックによる基材コストの上昇等が売上原価に、物流経費の増加等が販管費に大きく影響し、売上総利益は想定を下回る見込みとなりました。さらに、販売価格への転嫁の遅れが利益を圧迫し、結果としてENボード株式会社の販管費の影響を補いきれず、各利益が予想値を下回る見込みとなりましたので、業績予想を修正いたします。 当社グループは、引き続き販管費の圧縮に努めるとともに、販売価格への転嫁を急ぎ、収益性の向上を図ってまいります。(注)本資料の予想数値につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。以 上
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