永大産業、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も1円減額

　永大産業 <7822> が2月10日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.9億円の赤字(前年同期は4.4億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の1億円の黒字→5.6億円の赤字(前期は14億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8.7億円の黒字→2.1億円の黒字(前年同期は14.8億円の赤字)に75.3％減額した計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の17円→16円(前期は17円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は1.8億円の黒字(前年同期は5.2億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-3.7％→0.7％に大幅改善した。

株探ニュース