日本創発Ｇ、今期最終を11％上方修正、配当も0.5円増額

　日本創発グループ <7814> [ＪＱ] が11月12日大引け後(15:30)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は9.2億円の黒字(前年同期は4.3億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→10億円(前期は0.1億円)に11.1％上方修正し、増益率が53倍→59倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の2.7億円→3.7億円(前年同期は1.7億円)に36.4％増額し、増益率が56.3％増→2.1倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の10円→10.5円(前期は10円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終損益は2.9億円の黒字(前年同一期間は2.7億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同一期間の-5.8％→2.7％に急改善した。

株探ニュース