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ジャパン・ティッシュエンジニアリングのニュース
<動意株・19日>(大引け)=カプコン、丸和運機関、Jティッシュなど
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丸和運輸機関<9090.T>=異彩の強さ発揮。きょうで4連騰と我が道を行く展開となっている。同社はeコマース関連の宅配で好調に収益を伸ばしている。ネット通販へのニーズの高まりを背景にeコマース市場の拡大が続くなか中期的にも成長期待が強い。更に新型コロナウイルスの感染拡大に伴い巣ごもり消費が注目されている現在、一段と追い風が強まることが予想される状況にある。交通面で利便性の高い首都圏エリアを中心とした大規模物流施設の建設が相次いでいることも、物流アウトソーシングを手掛ける3PL(サードパーティ・ロジスティクス)の象徴株として注目が集まりやすい。同社はとりわけ低温物流や医薬品に強みを持っており、ドラッグストア向けで高水準の需要を取り込んでいる点が投資資金流入の根拠となっている。
ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>=一時ストップ高。前引け後、きょう付けで自家培養角膜上皮「ネピック」の製造販売承認を取得したと発表しており、これを好感した買いが入っている。「ネピック」は、患者自身の角膜輪部組織から角膜上皮幹細胞を採取してシート状に培養したもので、同品を移植することで角膜上皮を再建させる角膜上皮幹細胞疲弊症の治療を目的とした、眼科領域では国内初の再生医療等製品となる。なお、20年3月期業績への影響は軽微としている。
インフォマート<2492.T>=一時ストップ高。同社は食材のeコマース事業を手掛けており、クラウドを活用して外食向けなど中心に受発注自動化サービスなどを展開している。東京五輪開催絡みのホテル向け需要では、新型コロナウイルスの感染拡大に絡む逆風が強く意識されてきたが、株価は2月中旬以降の急落で目先突っ込み警戒感からの買い戻しが入っている。信用取組は売り長で直近信用倍率0.69倍、日証金でも貸株が融資を上回る売り長の状態にある。16日取引時間中にヤマダ電機<9831.T>に対し「BtoBプラットフォーム 請求書」の提供を開始したことを発表しており、これが目先株価反転の契機となったもようだ。
栄研化学<4549.T>=急伸。18日の取引終了後、独自の遺伝子増幅技術であるLAMP法を用いて新型コロナウイルスを検出する「Loopamp2019-nCoV検出試薬キット」を研究用試薬として発売したと発表しており、これが好感されている。同試薬は、LAMP法の特徴を生かしたリアルタイム濁度測定装置「LoopampEXIA」を用いて、検体より抽出したRNAから35分で新型コロナウイルスを検出することが可能という。「LoopampEXIA」は、既に国内医療関連施設に約500台設置されていることから、同試薬の増産体制を整備し安定的に供給することで、新型コロナウイルス感染症の対策に貢献するとしている。なお、同件による20年3月期業績への影響は軽微としている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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