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<動意株・12日>(大引け)=チタン工、FDK、シンシアなど
チタン工業<4098.T>=連日のストップ高、年初来高値。同社は、酸化チタンの老舗で超微粒子酸化チタンや導電性無機酸化物に展開するほか、現在、電気自動車(EV)向け動力源として市場が急拡大途上にあるリチウムイオン電池向けにチタン酸リチウムを提供するなど商機が膨らんでいる。商い急増で株価は既に需給相場入りの気配が漂う。10月初旬から順次発表が行われるノーベル賞では、リチウムイオン電池が関連最右翼に注目されている。また、酸化チタンの光触媒反応を発見した藤島昭氏がノーベル賞候補の一人に挙がっていることも同社株を間接的に刺激しているようだ。
FDK<6955.T>=大幅続伸し年初来高値を更新。世界最大の自動車市場である中国では、自動車の販売加速による環境問題が深刻化している。そうしたなか、メディアを通じ、中国がガソリン車やディーゼル車の製造・販売を中止する方向でその導入時期の検討を開始したと伝わり、車載用2次電池メーカーやその部材を手掛けるメーカーの株価を改めて刺激する格好となった。 同社は富士通グループ内で電池分野を担当し、富士通研究所と共同で高電圧・大容量の全固体リチウムイオン電池の開発に経営資源を注ぐなど、その技術力が注目されている。
シンシア<7782.T>=後場上げ幅を拡大。この日の午後、カラーコンタクトレンズブランド「USER SELECT 1day(ユーザーセレクト)」を中国で販売を開始すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。「USER SELECT」シリーズは、「みんなの声から生まれたカラコン」をコンセプトに、ユーザー参加型カラーコンタクトレンズ開発サイトに寄せられた意見をもとに作られたカラコン。今年7月に中国展開を開始した「Miche Bloomin’(ミッシュブルーミン)」と合わせて、同社ブランド定着の強化を図るとしている。
日本製鋼所<5631.T>=続急騰し年初来高値を更新。SMBC日興証券が11日付で投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を1900円から3200円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。第1四半期決算で、樹脂製造・加工機械事業において、リチウムイオン電池(LIB)セパレータ用フィルム・シート製造装置の需要が大きく増加していることに注目。これを受けて同証券では産業機械事業の受注、収益性前提を上方修正し、18年3月期営業利益予想を132億円から152億円へ、19年3月期を同144億円から191億円へ上方修正している。
IMV<7760.T>=ストップ高で年初来高値を更新。同社は自動車向けを主力に振動シミュレーションなどの試験装置の製造や、受託試験サービスを行っており、業績は17年9月期に経常利益段階で26%増益を見込むなど好調だ。世界的な環境規制の高まりを背景に電気自動車(EV)へのシフトが加速しており、英仏など欧州に続いて、中国ではガソリン車やディーゼル車の製造・販売を禁止する導入時期の検討に入ったことが伝えられている。そのなか、同社はEVなどに搭載するリチウムイオン電池の温度・振動複合環境における充放電の機能性や性能を確認する受託試験手掛けており、今後一段と商機が拡大するとの思惑が投機資金の流入を誘っている。
シルバーエッグ・テクノロジー<3961.T>=ストップ高。同社は11日、AI(人工知能)技術をベースとしたリアルタイム・レコメンドメールサービス「レコガゾウ」に関する特許を取得したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。特許の概要は、ユーザーが画像データを含む電子メールを開封した時点で、そのユーザーが最も興味を持ちそうな商品の画像を、レコメンドとしてメール上に表示するもの。電子メールを開封する直前までのユーザーの行動、例えば購買履歴およびWebページの閲覧履歴に基づく推奨情報、さらには電子メールの送信後に情報提供が開始された推奨情報についても、リアルタイムに抽出してユーザーに提示することができる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
FDK<6955.T>=大幅続伸し年初来高値を更新。世界最大の自動車市場である中国では、自動車の販売加速による環境問題が深刻化している。そうしたなか、メディアを通じ、中国がガソリン車やディーゼル車の製造・販売を中止する方向でその導入時期の検討を開始したと伝わり、車載用2次電池メーカーやその部材を手掛けるメーカーの株価を改めて刺激する格好となった。 同社は富士通グループ内で電池分野を担当し、富士通研究所と共同で高電圧・大容量の全固体リチウムイオン電池の開発に経営資源を注ぐなど、その技術力が注目されている。
シンシア<7782.T>=後場上げ幅を拡大。この日の午後、カラーコンタクトレンズブランド「USER SELECT 1day(ユーザーセレクト)」を中国で販売を開始すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。「USER SELECT」シリーズは、「みんなの声から生まれたカラコン」をコンセプトに、ユーザー参加型カラーコンタクトレンズ開発サイトに寄せられた意見をもとに作られたカラコン。今年7月に中国展開を開始した「Miche Bloomin’(ミッシュブルーミン)」と合わせて、同社ブランド定着の強化を図るとしている。
日本製鋼所<5631.T>=続急騰し年初来高値を更新。SMBC日興証券が11日付で投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を1900円から3200円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。第1四半期決算で、樹脂製造・加工機械事業において、リチウムイオン電池(LIB)セパレータ用フィルム・シート製造装置の需要が大きく増加していることに注目。これを受けて同証券では産業機械事業の受注、収益性前提を上方修正し、18年3月期営業利益予想を132億円から152億円へ、19年3月期を同144億円から191億円へ上方修正している。
IMV<7760.T>=ストップ高で年初来高値を更新。同社は自動車向けを主力に振動シミュレーションなどの試験装置の製造や、受託試験サービスを行っており、業績は17年9月期に経常利益段階で26%増益を見込むなど好調だ。世界的な環境規制の高まりを背景に電気自動車(EV)へのシフトが加速しており、英仏など欧州に続いて、中国ではガソリン車やディーゼル車の製造・販売を禁止する導入時期の検討に入ったことが伝えられている。そのなか、同社はEVなどに搭載するリチウムイオン電池の温度・振動複合環境における充放電の機能性や性能を確認する受託試験手掛けており、今後一段と商機が拡大するとの思惑が投機資金の流入を誘っている。
シルバーエッグ・テクノロジー<3961.T>=ストップ高。同社は11日、AI(人工知能)技術をベースとしたリアルタイム・レコメンドメールサービス「レコガゾウ」に関する特許を取得したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。特許の概要は、ユーザーが画像データを含む電子メールを開封した時点で、そのユーザーが最も興味を持ちそうな商品の画像を、レコメンドとしてメール上に表示するもの。電子メールを開封する直前までのユーザーの行動、例えば購買履歴およびWebページの閲覧履歴に基づく推奨情報、さらには電子メールの送信後に情報提供が開始された推奨情報についても、リアルタイムに抽出してユーザーに提示することができる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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