トプコンのニュース
業績の更なる伸びに期待
同社が1月末に発表した第3四半期決算は、営業利益が前年同期比51.5%増益となり、市場予想を15億円程度上回った。
また、通期予想は従来の125億円から135億円、前期比2倍に上方修正し、130億円程度の市場予想も上回る水準になった。
株価はこの決算が出る当日までリスク回避の動きが強まっていたため、安値更新を続けてコロナショック時の安値をも更新してどん底の水準になっていた。
そこにきてこの好決算発表となったことから反動も強く翌日はストップ高となり、その後もある程度の推移を保ちながら先月までは再度上を狙う展開になっていたが、今月に入るとウクライナ情勢が相場全体を冷やしてしまったことから同社株も下落し、
9日には前回の安値水準まで再度売られてしまった。
しかしながらここから下を売って来るところはなく、ここで下げ止まったことからダブルボトムを形成し再度底打ち感が出て戻りの展開に。
全体相場の戻りもある中において14日に年間配当を5円増配したと伝わり、これも上昇に弾みをつけた。
本日は特に材料は出ていないものの朝から買い気配となり大きく窓を空けての上昇となっているが、この買いの背景には同社に対しての格付けを強気継続としている機関絡みの買いかもしれない。
同社は主に測量やGPS関連のITシステムを世界規模でスマートインフラ事業を展開しているが、建設ICTは欧米の住宅・インフラ投資関連が想定以上に伸びており、国内も測量機を軸に堅調になっているようだ。
またIT農業も伸びが続いており、好調な状況を背景として買いが入って来ると思われ、しばらく戻り基調は継続すると見ている。
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