• 通期経常利益計画を1.6％上方修正
• 2Q累計売上高は8％増と連続で過去最高を更新！
• 2Q累計最終利益は29％の大幅減…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　東京精密 <7729> [東証Ｐ] が11月4日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.8％増の149億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の310億円→315億円(前期は299億円)に1.6％上方修正し、増益率が3.5％増→5.2％増に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の217億円→205億円(前期は256億円)に5.5％下方修正し、減益率が15.4％減→20.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比1.5％減の165億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の214円→222円(前期は253円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比19.1％増の105億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の22.3％→21.9％に低下した。