• 通期経常利益計画を59.0％下方修正…
• 3Q累計売上高は6％減と2期連続で減少…
• 最終利益の減少止まらず、3Q累計は38％の大幅減…

※売上高・経常利益・最終利益の総合的な評価をお天気で表現しています。「晴れ」に近づくほど高評価となります。
「晴れ」、「曇り時々晴れ」、「曇り」、「雨」、「雷」。

　黒田精工 <7726> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比42.2％減の3.4億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の10.5億円→4.3億円(前期は8.4億円)に59.0％下方修正し、一転して49.1％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.4億円→1.2億円(前年同期は3.9億円)に83.6％減額し、一転して68.8％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の38円→20円(前期は35円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比72.8％減の0.4億円に大きく落ち込み、売上営業損益率は前年同期の5.6％→-3.4％に急悪化した。