東京計器 [東証Ｐ] が2月9日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は3.4億円の黒字(前年同期は2.8億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の18.6億円→22.7億円(前期は16.8億円)に22.0％上方修正し、増益率が10.3％増→34.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の21.1億円→25.2億円(前年同期は20億円)に19.3％増額し、増益率が5.5％増→25.9％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比15倍の6億円に急拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.5％→4.9％に急改善した。