東京衡機がＳ高カイ気配、２０年２月期営業利益は計画上振れ

　東京衡機<7719.T>がストップ高カイ気配。１４日の取引終了後に発表した２０年２月期決算が、売上高７４億３９００万円（前の期比３８．３％増）、営業利益４億１８００万円（同４５．７％増）となり、営業利益が従来予想の２億５０００円に対して大幅上振れて着地したことが好感されている。

　商事事業で前の期から開始した海外向け商品の販売が計画を上回ったほか、エンジニアリング事業が社会インフラ向け製品に伸長したことが要因。また、海外事業における原価改善なども寄与した。

　また、同時に発表した２１年２月期連結業績予想で、売上高８３億円（前期比１１．６％増）、営業利益４億２０００万円（同０．３％増）と最高益更新を見込む。試験機事業で標準製品の拡販や商事事業で中国の越境ＥＣに関連する取引の拡大を進めることなどで安定的な成長を図る。

出所：MINKABU PRESS