スター精密が１７年２月期業績予想を減額修正、１００万株の自社株買いも発表

　スター精密<7718.T>は２９日取引終了後、１７年２月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を４８８億円から４４４億円（前期比１８．５％減）へ、営業利益を４５億円から３３億円（同４２．５％減）へ、最終利益を４２億円から２８億円（同２４．７％減）へそれぞれ下方修正した。

　工作機械事業を中心に為替の円高に伴う収益圧迫を受け、売上高は想定を４０億円程度下回る見込み。また、利益面でも減収効果による影響が反映される見通し。なお、見通しの前提となる第３四半期以降の為替レートは、１ドル＝１００円、１ユーロ＝１１０円。

　また同日、同社は自社株取得枠の設定を発表、自己株式を除く発行済み株式総数の２．６２％に相当する１００万株、１５億円を上限に、１０月３日～１２月３０日の期間内に取得する方針。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）