バイオ関連が買われる、再生医療テーマに個人投資家の資金流入加速

　スリー・ディー・マトリックス<7777.T>、そーせいグループ<4565.T>をはじめ、オンコセラピー・サイエンス<4564.T>、ペプチドリーム<4587.T>、プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>などバイオ関連が引き続き広範囲に物色人気を集めている。ここマザーズ市場やジャスダック市場など新興市場の上げ足が強まっており、その背景には指数寄与度の高いバイオ関連株の寄与するところが大きい。そーせいは東証などから増し担保規制が発動されたが、依然として上値追い態勢を継続、これが相対的に出遅れる他のバイオ関連の株価を刺激している。６月１６日には、理化学研究所から色素上皮細胞をつくる特許ライセンスを受けているヘリオス<4593.T>が東証マザーズに上場する予定にあり、このスケジュールもバイオ関連株への投機資金攻勢の足掛かりとなっている。

３Ｄマトリックスの株価は１１時５分現在１７１５円（△１００円）
そーせいの株価は１１時５分現在６９２０円（△３４０円）
ＰＳＳの株価は１１時５分現在１０４１円（△５６円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）