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プレシジョン・システム・サイエンスのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2022/12/30 05:30

ERIHD <6083>  1,256円 (+228円、+22.2%)

 ERIホールディングス <6083> [東証S]が急反騰。同社は28日取引終了後、23年5月期第2四半期累計(6-11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比14.0%増の10億6200万円となり、通期計画16億7300万円に対する進捗率が63%超に達していることが好感されたようだ。売上高は同5.8%増の83億9100万円で着地。住宅性能評価及び関連事業を除き、確認検査及び関連事業、ソリューション事業、並びにその他事業がそれぞれ増収となったことが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

バンクオブイ <4393>  6,380円 (+940円、+17.3%) 一時ストップ高

 バンク・オブ・イノベーション <4393> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。今月中旬以降は先駆した中小型株の下げが目立つ状況となっているが、スマートフォン・パソコン向けRPG「メメントモリ」の想定超の大ヒットを背景に株価を変貌させた同社株も、この流れに抗えず直近2週間でもみ合いを大きく下放れる格好を余儀なくされていた。しかし、下落途上は外資系証券経由の貸株調達による空売りも高水準であったことから、年内最終売買日を目前にショートポジションの巻き戻しが入ったもようだ。東証信用残も直近23日現在で買い残が減少しており、目先筋の投げが一巡したことを示唆している。

FフォースG <7068>  355円 (+50円、+16.4%)

 フィードフォースグループ <7068> [東証G]が急反騰。28日取引終了後、23年5月期の連結業績予想を見直し、経常利益の見通しを従来の8億3200万円から9億3600万円(前期比2.6%増)に引き上げた。これまで減益を見込んでいた経常利益は一転して増益の計画となり、好感されたようだ。売上高の見通しは38億2900万円から39億700万円(同30.0%増)に見直した。新規顧客からのインターネット広告の需要の高まりが奏功する。一方、最終利益の見通しは4億1900万円から2億4000万円(同60.2%減)に引き下げ、最終減益幅は拡大する見込みとなった。今回、完全子会社化を決めたシッピーノや、連結子会社から持ち分法適用会社に移行する予定のテープスについて、のれんの減損損失の計上や繰延税金資産の計上額の見直しを行ったことなどを業績予想に反映させた。

アミタHD <2195>  1,052円 (+147円、+16.2%) ストップ高

 アミタホールディングス <2195> [東証G]がストップ高。非営利団体の海洋管理協議会(MSC)の国際規格が国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で、生物多様性の危機状況に対する取り組みを科学的に測定する方法として認められたことを受け、同社は28日、MSCの水産認証機関として認証審査サービスを提供していると発表。これを手掛かり視した資金の流入により、株高に弾みがついたようだ。MSCは持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体。COP15では、MSC認証取得漁業の漁獲量及びサプライチェーンに関するデータを各国政府が進捗を測る際に用いることになったという。

グラファイト <7847>  728円 (+100円、+15.9%) ストップ高

 グラファイトデザイン <7847> [東証S]がストップ高。28日の取引終了後、従来10円としていた23年2月期の期末配当予想について、特別配当を実施し40円にすると発表しており、これを好感した買いが流入した。年間配当予想は50円となり、前期実績に対しては15円の増配となる予定だ。

マルマエ <6264>  1,534円 (+116円、+8.2%)

 東証プライムの上昇率2位。マルマエ <6264> [東証P]が5日ぶりに急反発。28日取引終了後に23年8月期第1四半期(9-11月)の決算を発表した。売上高は前年同期比28.3%増の24億8700万円、最終利益は同10.7%増の4億6700万円だった。 半導体分野の受注高は同30.2%減の13億700万円と落ち込んだものの、半導体市況の停滞による影響はある程度織り込み済みだった。最終増益を確保し、通期の業績予想を据え置いたことを評価した買いが入ったようだ。これまでの受注残が奏功したほか、工場の稼働が上がったことなどが売上原価の低減に寄与したという。

カラダノート <4014>  700円 (+32円、+4.8%)

 カラダノート <4014> [東証G]が大幅高で5日ぶりに反発。29日、住宅ローンの借り換えに向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)ツール「KARIKARU」を提供するインフィニティエージェント(東京都千代田区)と業務提携したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。住宅ローンの借り換えを検討しているカラダノートのユーザーを「KARIKARU」のサイトに送客し、最短3分で借り換えでどのくらいのメリットが受けられるのか無料診断を受けられるようになるという。

■レッド <3350>  48円 (+2円、+4.4%)

 レッド・プラネット・ジャパン <3350> [東証S]が大幅高で3日ぶりに反発。28日取引終了後、第三者割当増資や新株予約権の発行による資金調達の実施を発表。また、事業内容にWeb3サービスなどを追加する定款の一部変更についても開示しており、これを材料視した短期資金が流入したようだ。調達額は手取り概算で24億6141万円。投資事業での投資原資や運転資金、借入金の返済などに充てる。あわせて商号を「メタプラネット」に変更するとも発表した。

rakumo <4060>  892円 (+35円、+4.1%)

 rakumo <4060> [東証G]が大幅反発。東京証券取引所が28日の取引終了後、同社株を29日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入ったようだ。また、日本証券金融も29日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

クルーズ <2138>  1,035円 (+40円、+4.0%)

 クルーズ <2138> [東証S]が大幅反発。28日取引終了後、子会社が参画するプロジェクト「PROJECT XENO」の運営企業が発行するトークン「GXE」について、30日に暗号資産取引所であるBKEXに上場することが決定したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。GXEは、プロジェクトを運営するEPOCH FACTORYのNFT(非代替性トークン)ゲーム「PROJECT XENO」上で流通するトークンという。NFTキャラクターを保有するプレイヤーがゲームをすると、トークンやNFTを獲得することができるとしている。

CAICAD <2315>  81円 (+3円、+3.9%)

 CAICA DIGITAL <2315> [東証S]が大幅反発。28日取引終了後、子会社のカイカ証券がeワラントに関連するサービスを終了すると発表。これを買い材料とみた投資家の資金が流入したようだ。暗号資産トラッカー及び暗号資産レバレッジトラッカーを含む各種eワラントについて、既存商品の満期をもって取り扱いを終了する。暗号資産CFDは現段階ではサービスを継続する予定としている。

エデュラボ <4427>  517円 (+19円、+3.8%)

 EduLab <4427> [東証G]が大幅反発した。28日取引終了後に営業外収益の計上を発表し、材料視されたようだ。子会社の教育測定研究所において、一部のプロジェクト契約の終了に伴い、前受金の返金義務が消失。契約解約益として6800万円を23年9月期第1四半期連結業績で計上する。営業外収益は現時点での算定額であり、今後大幅な変更があった場合には速やかに開示するとした。

イボキン <5699>  1,356円 (+46円、+3.5%)

 イボキン <5699> [東証S]が大幅高で5日ぶりに反発。28日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を4万株(発行済み株数の1.19%)、または5000万円としており、取得期間は23年1月4日から4月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び株主還元の一環として取得するという。

リプロセル <4978>  297円 (+10円、+3.5%)

 リプロセル <4978> [東証G]が大幅反発。中国で 新型コロナウイルスの感染が急拡大するなか、日本政府は7日以内に中国本土に渡航歴のあるすべての入国者を対象に、30日から入国時の感染検査を義務付ける。海外でも陰性証明の提示を求める動きがあるなか、PCR検査キットを手掛けるリプロセルには思惑的な買いが入ったようだ。新型コロナウイルスの検査に関連した銘柄では、全自動化されたPCR検査システム「geneLEAD」シリーズを製品群に持つプレシジョン・システム・サイエンス <7707> [東証G]や、高性能リアルタイムPCR装置を販売するタカラバイオ <4974> [東証P]が高く、新型コロナ遺伝子検査試薬を手掛ける栄研化学 <4549> [東証P]がしっかりとなった。

ジャパニアス <9558>  2,317円 (+48円、+2.1%)

 ジャパニアス <9558> [東証G]が3日続伸、全般地合い悪に流されず上値追い態勢を継続した。株価は12月中旬以降の全体相場波乱局面でもバランスを崩すことなく、25日移動平均線をサポートラインとするきれいな下値切り上げトレンドを形成している。同社はAI・IoT分野やクラウドサービスを主軸とした先端エンジニアリング事業を展開し、主力は人材が払底状態にあるITエンジニアの派遣事業だ。現在はSE(システムエンジニア)関連が収益の柱として業績に貢献している。今年9月13日に東証グロース市場に上場してまだ3ヵ月半あまり。セカンダリーでは上場2日目に2549円の高値をつけた後に株価は全体相場の波乱に巻き込まれ急落を余儀なくされたものの、10月以降は安定した上昇波動を形成してきた。22年11月期は売上高が前の期比13%増の81億5300万円、営業利益は同58%増の5億3900万円予想と大幅な伸びを見込むが、一段の上振れが有力視されている。また23年11月期以降も2ケタ成長トレンドは維持されそうだ。

ミロク情報 <9928>  1,432円 (+24円、+1.7%)

 ミロク情報サービス <9928> [東証P]が反発。同社は28日、静岡中央銀行(静岡県沼津市)と顧客紹介に関して業務提携したと発表しており、これが買い手掛かりとなったようだ。同社はこの提携を通じ、地域の中小企業に対して財務を中心としたERPシステムなど各種ソリューションサービスを提供。静岡中央銀行は、これらを通じた顧客向けサービスの拡充により多様化するニーズに対応し、双方協力のもと、地域密着型で顧客の事業活動を支援するとしている。

アンファク <7035>  358円 (+6円、+1.7%)

 and factory <7035> [東証P]が3日ぶりに反発。同社は28日取引終了後、ポイント事業やマーケティング事業を手掛けるロイヤリティ マーケティング(東京都渋谷区)と業務提携したと発表。提携内容は、ロイヤリティ マーケティングが持つ「Pontaアプリ」を含むメディアから利用できるオリジナルマンガ書店を構築し、Ponta会員向けマンガ配信サービスの運用を行うとしている。

野村 <8604>  488.8円 (+5.7円、+1.2%)

 野村ホールディングス <8604> [東証P]が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が28日、野村の目標株価を580円から620円に引き上げた。レーティングは「ニュートラル」で据え置いた。23年3月期第3四半期(10-12月)の純利益は597億円になると推計。国内での投信販売の改善やグローバルマーケッツの収益増とともに、野村総合研究所 <4307> [東証P]の株式売却益などの要因を業績予想に反映した。年換算の配当利回りは4.0%と試算されるとしたうえで、第3四半期決算発表に向けては大和証券グループ本社 <8601> [東証P]よりも野村を選好するとの見方を示した。

■東京通信 <7359>  1,199円 (+14円、+1.2%)

 東京通信 <7359> [東証G]が反発。28日取引終了後、デジタルマーケティング支援を手掛けるULTRA SOCIAL(横浜市西区)と、TikTok LIVEクリエーターの発掘に向け代理店契約を締結したと発表。これが手掛かりとなったようだ。東京通信はクリエーター発掘のためのソーシング活動を展開。ULTRA SOCIALはTikTokに特化したマーケティングのノウハウ提供を手掛けるという。

※29日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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