コパ、今期経常を一転3％増益に上方修正・最高益更新へ

　コパ・コーポレーション <7689> [東証Ｍ] が7月22日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.9億円→8.9億円(前期は8.6億円)に27.8％上方修正し、一転して3.5％増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の経常利益も従来予想の3億円→5.5億円(前年同期は5億円)に80.1％上方修正し、一転して9.8％増益見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年３月期第２四半期累計期間の業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大によるイベントの中止や店舗の休業等により、ベンダー販売、セールスプロモーション及びデモカウにおいて売上高減少を見込んでおりましたが、店舗の休業による売上高減少の影響が当初の予想よりも小幅であり、さらに巣籠り消費に関連していると推測されるＴＶ通販とインターネット通販においても好調に推移していることから当初予想を上回ることを見込んでおります。　　また、利益面では、人件費の増加や売上高増加に伴う販売手数料の増加により販売費及び一般管理費が当初の予想を上回ることと見込んでおりますが、売上総利益の増加がさらに上回ることを見込んでおり、営業利益、経常利益及び四半期純利益それぞれ増加することが見込まれるため、業績予想を修正いたします。また、2021年３月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大の影響とその程度や見通しについては依然として不透明な状況が続いておりますが、第２四半期業績予想を修正したことに伴い、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益につきましても当初予想を上回ることが見込まれるため、業績予想を修正いたします。（注）本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は、経済状況の変化、市場環境の変化及び他社との競合等の様々な要因によって異なる場合があります。