決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … キヤノンＭＪ、不二家、ＰＬＡＮＴ (4月25日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月22日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　キヤノンＭＪ <8060>
　22年12月期の連結経常利益を従来予想の424億円→430億円(前期は410億円)に1.4％上方修正し、増益率が3.2％増→4.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　不二家 <2211>
　22年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比31.5％増の15.3億円に拡大し、1-6月期(上期)計画の22億円に対する進捗率は69.8％に達したものの、5年平均の107.1％を下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8060> キヤノンＭＪ 　東Ｐ　　 +4.90 　　4/25　　　1Q　　　 34.60
<2211> 不二家 　　　　東Ｐ　　 +1.18 　　4/25　　　1Q　　　 31.51
<7646> ＰＬＡＮＴ 　　東Ｓ　　 +0.90 　　4/25　　上期　　　 -0.54

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース