ＳＱ週の水曜日は相場が荒れる？

前引けの日経平均株価は124.85円安の10015.62円、TOPIXは10ポイント安の886.70ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は586、値下がり銘柄数は945、出来高は概算で9億5222万株、売買代金は概算で6008億円でした。

ＮＹダウが100ドル安、円高、金価格の下落、原油価格の下落と外部環境が悪くスタート。東京株式市場は寄付きから売り優勢の展開となりました。

個別ではサイボウズ<4776.T>や三洋電機<6764.T>が値上がり率上位にランクイン、ダイトエレクトロン<7609.T>、千代田化工建設<6366.T>などが値下がり上位となっています。

ここ直近、大幅高してた半導体関連銘柄は下げがきつく、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>への下落に関心が高まりました。某外資系証券から投資判断の格下げも影響したとの観測です。シークス<7613.T>はみずほ証券から目標株価1300円とポジティブな内容が好感されて上昇、大日本スクリーン<7735.T>は野村證券のレポートが買い手掛かり材料となって逆行高、住友金属鉱山<5713.T>と松田産業<7456.T>は金価格下落の影響で株価にデメリットと受け止められて株安となりました。

市場関係者の間では、SQ週の水曜日は相場が荒れるとの格言通りになるかに注目されているようです。日経平均株価が1万円台を回復していますが、上昇ピッチが早すぎたため、その反動は仕方ないとの意見も聞かれました。

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