梅の花が後場上昇、第３四半期５割強の営業増益で通期計画を上回る

　梅の花<7604.T>が後場上昇し年初来高値を更新した。午後１時ごろに発表した第３四半期累計（１０～６月）連結決算で、売上高２２７億４３００万円（前年同期比変わらず）、営業利益７億２３００万円（同５１．０％増）、純利益４億２７００万円（同４．０倍）と５割強の営業増益となったことが好感されている。外食事業で７店舗出店（４店舗閉店）、テイクアウト事業で３店舗出店（３店舗閉店）した効果に加えて、外食事業で人員配置の見直しによる人件費の削減や広告宣伝費の抑制などを行ったことが寄与した。
　なお、１４年９月期通期業績予想は売上高３００億２００万円（前期比０．７％増）、営業利益５億５００万円（同３４．１％増）、純利益２億８８００万円（同６．９倍）の従来予想を据え置いているが、第３四半期累計の営業利益が通期計画を大幅に上回っていることから、上方修正期待も高まっているようだ。

梅の花の株価は１４時２５分現在２２５６円（△４５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）