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<注目銘柄>=IDOM、好成長織り込む好機
IDOM<7599.T>は10月に入ってからの株価下落で割安感が強まっており、下値拾いの好機といえよう。
10月14日の上期決算発表時に、22年2月期は当初出店を予定していた大型店10店舗のうち5店舗を来期にスライドさせると発表したが、連結営業利益150億円(前期比41.9%増)予想を据え置いた。鉄鉱石価格上昇により西豪州エリアの新車販売や中古車販売が好調で、豪州事業が想定以上に好調だったことや、為替相場が円安で進行したことで、上期営業利益が計画を大きく上回ったことが寄与する。
上期好調にもかかわらず、通期計画を据え置いたことが株価の下落につながった側面はあるものの、豪州事業の好調持続や、20年2月期、21年2月期の2年間で出店ペースを抑制し、集客や在庫管理の改善により大型店モデルを確立した効果による高成長見通しに変わりはない。整備事業の本格進出で、リピート顧客の獲得や内製化によるコスト効率化なども期待できる。調査機関には来期以降も安定的に2ケタ近い増益が見込めるとする向きもある。(仁)
出所:MINKABU PRESS
10月14日の上期決算発表時に、22年2月期は当初出店を予定していた大型店10店舗のうち5店舗を来期にスライドさせると発表したが、連結営業利益150億円(前期比41.9%増)予想を据え置いた。鉄鉱石価格上昇により西豪州エリアの新車販売や中古車販売が好調で、豪州事業が想定以上に好調だったことや、為替相場が円安で進行したことで、上期営業利益が計画を大きく上回ったことが寄与する。
上期好調にもかかわらず、通期計画を据え置いたことが株価の下落につながった側面はあるものの、豪州事業の好調持続や、20年2月期、21年2月期の2年間で出店ペースを抑制し、集客や在庫管理の改善により大型店モデルを確立した効果による高成長見通しに変わりはない。整備事業の本格進出で、リピート顧客の獲得や内製化によるコスト効率化なども期待できる。調査機関には来期以降も安定的に2ケタ近い増益が見込めるとする向きもある。(仁)
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