アルゴグラフ、前期経常を11％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額

　アルゴグラフィックス <7595> [東証Ｐ] が4月6日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の71.2億円→79億円(前の期は69.4億円)に11.0％上方修正し、増益率が2.5％増→13.8％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の32.1億円→39.9億円(前年同期は35.8億円)に24.3％増額し、一転して11.4％増益計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の66円→73円(前の期は63円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　主要顧客である自動車業界及び半導体業界の堅調な投資意欲を背景に当社グループの業績が好調に推移し、前回業績予想を上回る見込みとなったことから、連結及び個別業績について修正を行うものです。

　当社は、経済の情勢や事業環境を勘案しつつ、また業績連動方式を基本とする中で、株主の皆様に対して継続的、安定的な配当を実施することを方針としております。 このような方針のもと、当期業績が好調に推移していること等を勘案し、当期の1株当たり期末配当予想を前回予想から7円増配し、40円といたします。既に実施しております中間配当33円と合わせた1株当たり年間配当予想は73円となります。本件につきましては、2023年6月に開催予定の第39回定時株主総会に付議させていただく予定です。