決算プラス・インパクト銘柄 … エスプール、東京個別、マルカキカイ (10月3日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月2日から3日の決算発表を経て4日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　東京個別 <4745>
　19年2月期の連結経常利益を従来予想の27億円→27.3億円(前期は26.3億円)に1.1％上方修正し、増益率が2.5％増→3.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.2　エスプール <2471>
　18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結経常利益は前年同期比78.9％増の7億0300万円に拡大し、通期計画の8億0200万円に対する進捗率は87.7％に達し、5年平均の73.2％も上回った。

★No.3　マルカキカイ <7594>
　18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結経常利益は前年同期比34.4％増の19億円に拡大し、通期計画の24億円に対する進捗率は79.3％に達し、5年平均の68.7％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4745> 東京個別 　　　東１　　 +9.70 　 10/ 3　　上期　　　 25.54
<2471> エスプール 　　ＪＱ　　 +4.37 　 10/ 3　　　3Q　　　 78.88
<7594> マルカキカイ 　東１　　 +3.90 　 10/ 3　　　3Q　　　 34.37
<4361> 川口化 　　　　東２　　 +1.21 　 10/ 3　　　3Q　　　-36.70

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした4日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース