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日本ライフラインのニュース
こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。
2/26付の「DailyOutlook」では、自社株買いについて考察しているのでご紹介します。
まず同レポートでは、『2018年度は企業による自社株買いが活発だ。TOPIX採用3月期決算企業が昨年4月以降、直近までに発表した自社株買い設定金額は約5.4兆円に及び、リーマンショック後に当たる2009年度以降の過去10年で最高額を更新する可能性が高まってきた』と伝えています。
続けて、自社株買いが増加傾向にある背景として、企業が株主還元策重視の姿勢を強化していることを挙げ、『東京証券取引所が15年に企業側の行動指針として「コーポレート・ガバナンスコード」を導入し、18年に同コードを改訂する中で、企業は企業価値を高めるために株主還元も含めた効率的な資本の活用が求められている。また、企業が自社株買いを実施する意図として、自社の株価が業績動向に鑑みて割安とのメッセージを発する狙いもある(シグナリング効果)』と分析しています。
さらに、『東証1部の売買シェアの約7割を占める海外投資家は、昨年10月以降に日本株を大きく売り越してきた。19年に入り、徐々に買い戻しが始まったが、依然として買いの勢いは鈍い。そうした中、足元で日本株は戻り基調にあり、企業による自社株買いが日本株の1つのサポート要因として機能している可能性があろう』とまとめています。
最後にレポートでは、『TOPIX採用企業の自社株買い実施金額の推移』を紹介しています。詳しくは2/26付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。
また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。
花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。
フィスコリサーチレポーター花田浩菜
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