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ヤマノホールディングスのニュース
*12:47JST ヤマノHD Research Memo(7):2025年3月期第1四半期は利益回復に向け運営体制を強化
■業績動向
4. 2025年3月期第1四半期の業績概要
ヤマノホールディングス<7571>は2024年8月14日、2025年3月期第1四半期(24年4月~6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.9%減の3,143百万円、営業損失が204百万円(前年同期は157百万円の損失)、経常損失が209百万円(同158百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が171百万円(同124百万円の損失)となった。
美容事業の売上高は481百万円(前年同期比0.7%減)、セグメント利益は10百万円(前年同期はセグメント損失1百万円)となった。不採算店舗の閉鎖により、前年同期比で4店舗減少したが、新規来店客数が増加し、再来店客数も改善傾向で推移した。また、出店エリアの顧客層の変化に対応し、店舗業態の転換を1店舗実施した。
和装宝飾事業の売上高は2,092百万円(前年同期比5.8%減)、セグメント損失は163百万円(前年同期は96百万円の損失)となった。着物のメンテナンスサービスの強化、展示販売会における集客強化等に注力した結果、受注は回復基調で推移した。一方で、不採算店舗の閉鎖による2店舗の減少や商品加工及び検品作業の遅れが生じた影響が出た。
DSM事業の売上高は187百万円(前年同期比9.7%減)、セグメント損失は18百万円(前年同期は18百万円の損失)となった。販売員や顧客の高齢化等により依然厳しい状況が続くなか、拠点の統廃合を実施した影響や販売員稼働数の低下等もあった。
教育事業の売上高は305百万円(前年同期比47.8%増)、セグメント損失は10百万円(前年同期は14百万円の損失)となった。引き続き、マンツーマンアカデミー及び東京ガイダンスが順調に推移した。加えて、2023年12月に教育事業の3社目として新たにグループ入りした灯学舎が期初より寄与した。
その他の事業の売上高は76百万円(前年同期比6.5%減)、セグメント損失は7百万円(前年同期は20百万円の損失)となった。リユース事業を営むOLD FLIPの減収の影響があった。
2024年5月に発表した中期経営計画の初年度となる2025年3月期について、当初計画の「最終利益の黒字化・V字回復」に向けた施策が計画どおりに進捗している。当第1四半期ついては、不採算店舗の整理や新規顧客の獲得強化等に取り組み、第2四半期以降の利益回復に向けた運営体制の強化を図った。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
<SO>
4. 2025年3月期第1四半期の業績概要
ヤマノホールディングス<7571>は2024年8月14日、2025年3月期第1四半期(24年4月~6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.9%減の3,143百万円、営業損失が204百万円(前年同期は157百万円の損失)、経常損失が209百万円(同158百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が171百万円(同124百万円の損失)となった。
美容事業の売上高は481百万円(前年同期比0.7%減)、セグメント利益は10百万円(前年同期はセグメント損失1百万円)となった。不採算店舗の閉鎖により、前年同期比で4店舗減少したが、新規来店客数が増加し、再来店客数も改善傾向で推移した。また、出店エリアの顧客層の変化に対応し、店舗業態の転換を1店舗実施した。
和装宝飾事業の売上高は2,092百万円(前年同期比5.8%減)、セグメント損失は163百万円(前年同期は96百万円の損失)となった。着物のメンテナンスサービスの強化、展示販売会における集客強化等に注力した結果、受注は回復基調で推移した。一方で、不採算店舗の閉鎖による2店舗の減少や商品加工及び検品作業の遅れが生じた影響が出た。
DSM事業の売上高は187百万円(前年同期比9.7%減)、セグメント損失は18百万円(前年同期は18百万円の損失)となった。販売員や顧客の高齢化等により依然厳しい状況が続くなか、拠点の統廃合を実施した影響や販売員稼働数の低下等もあった。
教育事業の売上高は305百万円(前年同期比47.8%増)、セグメント損失は10百万円(前年同期は14百万円の損失)となった。引き続き、マンツーマンアカデミー及び東京ガイダンスが順調に推移した。加えて、2023年12月に教育事業の3社目として新たにグループ入りした灯学舎が期初より寄与した。
その他の事業の売上高は76百万円(前年同期比6.5%減)、セグメント損失は7百万円(前年同期は20百万円の損失)となった。リユース事業を営むOLD FLIPの減収の影響があった。
2024年5月に発表した中期経営計画の初年度となる2025年3月期について、当初計画の「最終利益の黒字化・V字回復」に向けた施策が計画どおりに進捗している。当第1四半期ついては、不採算店舗の整理や新規顧客の獲得強化等に取り組み、第2四半期以降の利益回復に向けた運営体制の強化を図った。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 松本章弘)
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