決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … アイル、幸楽苑ＨＤ、ポールＨＤ (6月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の6月4日から5日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　幸楽苑ＨＤ <7554>
　20年3月期の連結最終損益は6.7億円の赤字(前の期は10億円の黒字)に転落した。

▲No.2　ポールＨＤ <3657>
　21年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比7.0％減の6.5億円に減り、2-7月期(上期)計画の15.6億円に対する進捗率は41.7％となり、5年平均の41.7％とほぼ同水準だった。

▲No.4　日本駐車場 <2353>
　20年7月期の連結経常利益を従来予想の44億円→26億円(前期は41.5億円)に40.9％下方修正し、一転して37.4％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<7554> 幸楽苑ＨＤ 　　東１　　 -7.12 　　6/ 5　本決算　　　　　－
<3657> ポールＨＤ 　　東１　　 -6.72 　　6/ 5　　　1Q　　　 -7.00
<3854> アイル 　　　　東１　　 -3.30 　　6/ 5　　　3Q　　　147.55
<2353> 日本駐車場 　　東１　　 -0.68 　　6/ 5　　　3Q　　　-18.14

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース