ゼンショーＨＤ、三菱ＵＦＪＭＳが目標株価を引き下げ

　ゼンショーホールディングス<7550.T>が反落。この日は三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券が１８日付で投資判断「バイ」を継続し、目標株価を８５０円から７９０円に引き下げたことが観測されている。同証券の１５年３月期の営業損益予想を８０億円の黒字から１３億円の赤字（会社予想１７億７４００万円の赤字）へ大幅減額したことが要因。その主因のすき家の店舗営業休止影響（前期比８８億円）と原料コスト増（同５０億円）については、同証券の従来予想でも織り込んでいたものの、想定以上に影響が大きかったとしている。１６年３月期は営業再開による増益効果３０億円を見込み、営業黒字転換は可能とみているが、いずれにしても店舗営業時間正常化が大きな変動要素になると指摘している。

ゼンショーＨＤの株価は１２時５２分現在９６８円（▼４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）