リックス、今期経常を一転3％増益に上方修正・最高益、配当も13円増額

　リックス <7525> [東証Ｐ] が10月24日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の35.5億円→38.6億円(前期は37.4億円)に8.7％上方修正し、一転して3.0％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の17.1億円→20.2億円(前年同期は17.3億円)に18.1％上方修正し、一転して16.5％増益を見込み、3期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の60円→70円に増額し、下期配当も従来計画の60円→63円に増額修正した。年間配当は133円(前期は135円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結累計期間においては、主に鉄鋼、自動車及びゴム・タイヤセグメントで売上が順調に推移しています。円安に伴う為替差益も後押しし、前回見込んだ各利益を上回ることがほぼ確実となったため、第２四半期の連結業績予想を上方修正します。　通期業績においては、第３四半期以降に電子・半導体及び工作機械セグメントの受注・売上の伸びが鈍化する見通しであり、そのほかのセグメントでカバーできるかが現時点で不確実であることから、前回予想の下期業績分（2023年10月～2024年3月）を据え置いて、第２四半期業績予想の上方修正分を上乗せした修正となります。※ 上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績等は、　　今後の様々な要因により異なる可能性があります。

　　当社は連結配当性向40％を目標として、経営成績に応じた配当を行うことを基本方針としております。このたび業績予想を上方修正したことに伴い、第２四半期末普通配当予定を10円増額し70円、期末普通配当予定を３円増額し63円とします。これにより年間配当金は、１株当たり133円となる予定です。