ワタミ、今期経常を一転13％増益に上方修正

　ワタミ <7522> [東証Ｐ] が11月14日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比19.1％減の33.8億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の28.5億円→44億円(前期は38.8億円)に54.4％上方修正し、一転して13.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は10.1億円の黒字(前年同期は2.9億円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比54.2％減の13.4億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.7％→3.8％に悪化した。

株探ニュース