決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ビックカメラ、タマホーム、パルＨＤ (7月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ローソン <2651>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結最終利益は前年同期比92.1％増の160億円に拡大し、3-8月期(上期)計画の175億円に対する進捗率は92.0％となった。

★No.2　タマホーム <1419>
　23年5月期の連結経常利益は前の期比9.2％増の134億円になり、24年5月期も前期比4.6％増の141億円に伸びを見込み、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.3　パルＨＤ <2726>
　24年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比27.9％増の58.3億円に伸び、3-8月期(上期)計画の79.6億円に対する進捗率は73.3％に達し、5年平均の64.5％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2651> ローソン 　　　東Ｐ 　 +15.36 　　7/11　　　1Q　　　 73.39
<1419> タマホーム 　　東Ｐ　　 +7.53 　　7/11　本決算　　　　4.62
<2726> パルＨＤ 　　　東Ｐ　　 +5.19 　　7/11　　　1Q　　　 27.89
<8273> イズミ 　　　　東Ｐ　　 +3.34 　　7/11　　　1Q　　　　4.84
<7516> コーナン 　　　東Ｐ　　 +2.86 　　7/11　　　1Q　　　　5.01

<4433> ヒトコムＨＤ 　東Ｐ　　 +1.95 　　7/11　　　3Q　　　-23.17
<3048> ビックカメラ 　東Ｐ　　 +0.28 　　7/11　　　3Q　　　-27.49
<9842> アークランズ 　東Ｐ　　 +0.06 　　7/11　　　1Q　　　-31.68

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース