コーナン、6-8月期(2Q)経常は38％減益、今期配当を6円増額修正

　コーナン商事 <7516> が10月11日大引け後(15:00)に決算を発表。22年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比27.3％減の151億円に減ったが、通期計画の258億円に対する進捗率は58.7％となり、5年平均の61.1％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結経常利益は前年同期比19.1％増の106億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の64円→70円(前期は61円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比37.8％減の65.5億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.3％→6.1％に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は、株主の皆様に対する利益配分を経営の重要課題の一つであると認識しており、配当につきましては、業績を反映させるとともに事業展開のための内部留保等との調和をはかりながら、安定配当を継続しておこなうことを基本方針としております。この方針のもと、2022年２月期の第２四半期末配当を前回発表予想の32円から３円増配し、35円とさせていただきます。また、期末配当につきましても同じく35円とさせていただきます。これにより、中間配当金を含めた当期の年間配当金予想は、前期実績より９円増配の70円に修正いたします。