ヒマラヤ、3-5月期(3Q)経常は赤字転落、今期業績・配当を未定に変更

　ヒマラヤ <7514> が6月26日大引け後(15:30)に決算を発表。20年8月期第3四半期累計(19年9月-20年5月)の連結経常損益は14.7億円の赤字(前年同期は5.5億円の黒字)に転落した。
　併せて、従来の通期業績予想(連結経常利益は8.4億円)を取り下げ、未定に変更した。

　同時に、従来20円を計画していた今期の年間配当を未定に変更した。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常損益は9.9億円の赤字(前年同期は5.7億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の3.0％→-8.8％に急悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が４月７日に発令され、さらに４月16日には緊急事態宣言の対象地域が全国各地に広がったことで、当初想定していた売上高を大幅に下回ることが見込まれております。一部店舗では臨時休業を実施したほか、営業継続店舗におきましても営業時間の短縮や外出自粛要請などの影響により来店客数が減少しました。緊急事態が終了した旨が５月25日に宣言されましたが、経済活動の回復時期や個人消費の動向はより不透明さを増しております。　このような状況から、2020年８月期の通期業績は売上高、利益ともに前回予想を下回ることが予想されるものの、新型コロナウイルス感染症の感染拡大または収束の見通しが立てられないなか、現時点で業績予想を合理的に見積もることが困難なため、通期業績予想につきましては一旦取り下げ、未定とさせていただきます。　また、2020年８月期の配当予想につきましても、上記に記載したとおり、今後の状況が不透明であることから、現時点で未定とさせていただきます。　今後、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う業績への影響が明らかになりましたら、2020年８月期の通期業績予想および配当予想について改めて公表いたします。