ティムコ、前期最終を一転赤字に下方修正

　ティムコ <7501> [ＪＱ] が1月16日大引け後(15:10)に業績修正を発表。19年11月期の最終損益(非連結)を従来予想の3500万円の黒字→1300万円の赤字(前の期は3100万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の最終損益も従来予想の900万円の黒字→3900万円の赤字(前年同期は1500万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当事業年度におきましては、消費の停滞や天候不順の影響を受け全般に厳しい市場環境となりました。まず、フィッシング事業に関しては、ロッド(釣竿)等の高額品を中心とした消費が伸び悩んだほか、昨年9月の台風15号及び同10月の台風19号の襲来による釣り場環境の悪化が、販売に大きく影響を与えました。また、アウトドア事業に関しては、第4四半期において気温の高い秋季に続き暖冬傾向となり、防寒衣料を中心に販売に影響を与えました。これらにより、通期の業績予想につきましては、売上高29億24百万円（前回予想比１億92百万円減）、営業損失は４百万円（前回予想 営業利益50百万円）、経常利益は１百万円（前回予想比51百万円減）、当期純損失は13百万円（前回予想 当期純利益35百万円）となる見通しであります。※業績予想につきましては、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって異なる可能性があります。