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ドウシシャのニュース
<注目銘柄>=ドウシシャ、ニッチ市場向け開発力で収益拡大期待
ドウシシャ<7483.T>に売り疲れ感がにじみ出ている。同社は大手メーカーが参入しづらいニッチな市場での商品の開発・生産・販売を手掛ける「開発型」と、食品メーカーの商品を組み合わせたギフトや海外有名ブランド品を販売する「卸売型」の2つのビジネスモデルを持つ。「オリオン」ブランドの4Kテレビや、生活雑貨、均一価格店向けのOEM(相手先ブランド)企画商品など、取扱商品は多岐にわたる。
24年3月期第1四半期(4~6月)は売上高が前年同期比1.1%減の263億6200万円、経常利益が同9.9%増の25億9600万円と減収増益だった。消費者の生活防衛志向が強まりブランド品が低調となった一方、クールネックバンドなど冷感グッズの販売は伸長。インバウンド需要の回復に伴い、外国人観光客向けに企画した日本菓子の詰め合わせギフト商品が好調に推移し、業績を下支えしたようだ。
商品の企画開発力を強みに収益拡大が期待される同社はハロウィーン関連株としても知られ、季節的に物色の矛先が向かう余地もありそうだ。プライム上場銘柄ながらPBR(株価純資産倍率)は0.9倍台と割安感が意識される。200日移動平均線は右肩上がりを続けており、中期的な観点で下値切り上げ型の株高を期待したい。(碧)
出所:MINKABU PRESS
24年3月期第1四半期(4~6月)は売上高が前年同期比1.1%減の263億6200万円、経常利益が同9.9%増の25億9600万円と減収増益だった。消費者の生活防衛志向が強まりブランド品が低調となった一方、クールネックバンドなど冷感グッズの販売は伸長。インバウンド需要の回復に伴い、外国人観光客向けに企画した日本菓子の詰め合わせギフト商品が好調に推移し、業績を下支えしたようだ。
商品の企画開発力を強みに収益拡大が期待される同社はハロウィーン関連株としても知られ、季節的に物色の矛先が向かう余地もありそうだ。プライム上場銘柄ながらPBR(株価純資産倍率)は0.9倍台と割安感が意識される。200日移動平均線は右肩上がりを続けており、中期的な観点で下値切り上げ型の株高を期待したい。(碧)
出所:MINKABU PRESS
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