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アルビスのニュース
●やまみ <2820> [JQ]
―好決算に期待、株価再上昇へ!―
年初に高値を付けた後に調整局面にあった株式市場は、このところ小康状態を保っています。この1ヵ月強だけを見れば日経平均株価は10%の上昇ですが、外需景気敏感と内需ディフェンシブの綱引きが続き、一部には大きく上げている銘柄もあるものの、全体としてはそれほど上がっているわけではありません。ただし、直近、外需景気敏感株の次期業績見通しが円高にもかかわらず意外に強気なため、買い戻されてはいますが、果たして再度高値を更新する勢いがあるのかが焦点となっています。
一方で、米国発の金利上昇が国内にも波及してきていますので、ここまで水準訂正をしてきた内需安定割安株もこの先の見通しが明るいわけではありません。つまり、金利上昇下で株価が上がる時には、安定割安株は圏外になる傾向があるためです。金利上昇にも対抗できる成長性が要求されることになります。
そんな中で当コラムでは年初から継続的に内需成長、割安株を推奨しています(1月25日のやまみ、1月30日のクスリのアオキホールディングス <3549> )が、それぞれ極めて順調に株価が上昇しています。
2月20日は卸株を紹介し、それぞれが上昇していますが、その中でもあらた <2733> が大きく上昇しています。
また、3月1日には逆張りの有力候補として、食品スーパーのアルビス <7475> をピックアップしています。
これらの中で、1月に紹介したやまみ <2820> [JQ]はその後株価が60%上昇し、今また1月の株価水準まで下がってきました。しかし、5月に出る第3四半期決算も期待できますので、再び大きく上昇する可能性があるでしょう。
(5月7日 記)
有賀泰夫(ありがやすお)
H&Lリサーチ代表。新日本証券(現みずほ証券)に入社後、アナリストとしてクレディ・リヨネ証券に転職。現三菱UFJモルガンスタンレー証券を経て、09年4月に独立して、H&Lリサーチを設立。ファンド向けアドバイスなどを行う。日本証券アナリスト協会検定会員。
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