＜後場の注目銘柄＞＝萩原電気、自動車用安全機能で貢献

　萩原電気<7467.T>は１０月２７日に１５年３月期通期業績予想を上方修正。従来予想の売上高８８０億円を８８５億円（前期比１．０％増）へ、営業利益２５億２０００万円を２６億５０００万円（同５．５％増）へ増額。

　同社は、名古屋を地盤とする半導体・電子部品の商社。トヨタグループ向けなど自動車向けが主力。今後は、自動運転走行の管理サービスや「ＦＩＲ－ハイブリッドカメラ」を使った歩行者検知装置の搭載促進が予想される。自動車の予防安全機能高度化をはじめ、工場内の危険予知、不審者発見など、車載以外の用途拡大も期待される。

　株価は、１０月１６日の安値１３９３円を底に反転上昇、年初来高値１７１７円に接近中だ。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）