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SPKのニュース
以下は、フィスコソーシャルレポーターの薬味多めで氏(ブログ「個人投資家最前線」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2020年1月18日7時00分に執筆
おはようございます。薬味多めでです。
中長期的に投資していく際に重要視したいポイントとして、対象企業の配当政策が挙げられます。配当政策を重要視視する際にポイントとして考えたいのが、「連続増配期間」と「配当性向」の2つです。
たとえば、花王は連続増配銘柄として有名ですが、18.12期で29期増配が続いています。19.12期も増配予想としているため、30期連続の増配となりそうです。一般的な企業の配当性向は20-30%と言われておりますが、同社の18.12期の配当性向は38.2%と高めです。売上高や利益面も高い水準で安定しており、個人投資家のみならず機関投資家にも人気な理由が納得できる気がします。
というわけで本日は、「連続増配期間」と「配当性向」の2点をポイントに気になる国内銘柄をピックアップしてみました。
■21期連続増配中のSPK<7466>
同社は自動車補修部品や産業車両部品を扱う専門商社です。自動車整備と補修のアフターマーケットを事業領域として、国内自動車部品の輸出や海外自動車部品の輸入などを手掛けています。
業績は売上高、利益面ともに堅調に推移しています。キャッシュフローの推移を見ると、18.3期にフリーキャッシュフローがマイナスとなっていますが、おそらく名古屋営業所移転に伴う設備投資などで投資キャッシュフローが大きくなったためと思われます。
19.3期で21期連続増配となっています。配当性向50%を上限に増配を基本方針としており、19.3期の配当性向は23.7%となっています。20.3期も増配予定なので22期連続の増配を記録しそうです。まだまだ期待できそうですね。1月17日終値ベースで計算すると、ミックス係数は8.06、配当予想利回りは2.51%となっています。
■20期連続増配中の三菱UFJリース<8593>
三菱商事系列の大手総合リース会社。今期(20.3期)は2Q(4-9月期)時点で経常利益が通期業績予想に対する進捗率58.9%と順調です。売上高は堅調に推移しており、19.3期は当期純利益が前期比8.0%増の688.0億円と2期連続で過去最高益を更新しています。
一方、キャッシュフローを見てみると営業キャッシュフローがマイナスの状況が続いています。ちょっと不安に思うかもしれませんが、これはリース業界(金融業界)の特徴であるようです。順調にリースサービスが拡大していく段階では貸付残高が増えていくので営業キャッシュフローはマイナスとなります。逆に営業キャッシュフローがプラスの状況になっている場合には、回収に走っており貸付残高が縮小している(=将来的に利益が減少する)と捉えられます。
19.3期で20期連続増配となっており、配当性向は30.4%となっています。20.3期も増配予定なので21期連続の増配を記録しそうです。1月17日終値ベースで計算すると、ミックス係数は7.32、配当予想利回りは3.58%となっています。
■24期連続増配中のリコーリース<8566>
続いては、同じリース業界からリコーリースです。業績は堅調に推移しており、19.3期は売上高、経常利益、当期純利益がすべて過去最高値を更新しています(営業利益も通期計画を達成)。同社も営業キャッシュフローがマイナスの状態が続いていますが、業態を考えると健全だと捉えられるでしょう。
19.3期で24期連続増配となっており、配当性向は20.9%となっています。中期的には配当性向25%を目標としているそうです。20.3期も増配予定なので25期連続の増配を記録しそうです。1月17日終値ベースで計算すると、ミックス係数は8.57、配当予想利回りは2.08%となっています。
■まとめ
他にピックアップするとすれば、芙蓉リース<8424>、みずほリース<8425>などがあげられますが、同じリース業界となってしまうので今回は見送りました。自分が特に気になったのは、三菱UFJリースですね。最低購入価格が1月17日終値時点で69,800円とお手頃な価格です。今度、もう少し詳しく決算報告書なども読み込んで調べてみようと思います。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:薬味多めで
ブログ名:個人投資家最前線
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※2020年1月18日7時00分に執筆
おはようございます。薬味多めでです。
中長期的に投資していく際に重要視したいポイントとして、対象企業の配当政策が挙げられます。配当政策を重要視視する際にポイントとして考えたいのが、「連続増配期間」と「配当性向」の2つです。
たとえば、花王は連続増配銘柄として有名ですが、18.12期で29期増配が続いています。19.12期も増配予想としているため、30期連続の増配となりそうです。一般的な企業の配当性向は20-30%と言われておりますが、同社の18.12期の配当性向は38.2%と高めです。売上高や利益面も高い水準で安定しており、個人投資家のみならず機関投資家にも人気な理由が納得できる気がします。
というわけで本日は、「連続増配期間」と「配当性向」の2点をポイントに気になる国内銘柄をピックアップしてみました。
■21期連続増配中のSPK<7466>
同社は自動車補修部品や産業車両部品を扱う専門商社です。自動車整備と補修のアフターマーケットを事業領域として、国内自動車部品の輸出や海外自動車部品の輸入などを手掛けています。
業績は売上高、利益面ともに堅調に推移しています。キャッシュフローの推移を見ると、18.3期にフリーキャッシュフローがマイナスとなっていますが、おそらく名古屋営業所移転に伴う設備投資などで投資キャッシュフローが大きくなったためと思われます。
19.3期で21期連続増配となっています。配当性向50%を上限に増配を基本方針としており、19.3期の配当性向は23.7%となっています。20.3期も増配予定なので22期連続の増配を記録しそうです。まだまだ期待できそうですね。1月17日終値ベースで計算すると、ミックス係数は8.06、配当予想利回りは2.51%となっています。
■20期連続増配中の三菱UFJリース<8593>
三菱商事系列の大手総合リース会社。今期(20.3期)は2Q(4-9月期)時点で経常利益が通期業績予想に対する進捗率58.9%と順調です。売上高は堅調に推移しており、19.3期は当期純利益が前期比8.0%増の688.0億円と2期連続で過去最高益を更新しています。
一方、キャッシュフローを見てみると営業キャッシュフローがマイナスの状況が続いています。ちょっと不安に思うかもしれませんが、これはリース業界(金融業界)の特徴であるようです。順調にリースサービスが拡大していく段階では貸付残高が増えていくので営業キャッシュフローはマイナスとなります。逆に営業キャッシュフローがプラスの状況になっている場合には、回収に走っており貸付残高が縮小している(=将来的に利益が減少する)と捉えられます。
19.3期で20期連続増配となっており、配当性向は30.4%となっています。20.3期も増配予定なので21期連続の増配を記録しそうです。1月17日終値ベースで計算すると、ミックス係数は7.32、配当予想利回りは3.58%となっています。
■24期連続増配中のリコーリース<8566>
続いては、同じリース業界からリコーリースです。業績は堅調に推移しており、19.3期は売上高、経常利益、当期純利益がすべて過去最高値を更新しています(営業利益も通期計画を達成)。同社も営業キャッシュフローがマイナスの状態が続いていますが、業態を考えると健全だと捉えられるでしょう。
19.3期で24期連続増配となっており、配当性向は20.9%となっています。中期的には配当性向25%を目標としているそうです。20.3期も増配予定なので25期連続の増配を記録しそうです。1月17日終値ベースで計算すると、ミックス係数は8.57、配当予想利回りは2.08%となっています。
■まとめ
他にピックアップするとすれば、芙蓉リース<8424>、みずほリース<8425>などがあげられますが、同じリース業界となってしまうので今回は見送りました。自分が特に気になったのは、三菱UFJリースですね。最低購入価格が1月17日終値時点で69,800円とお手頃な価格です。今度、もう少し詳しく決算報告書なども読み込んで調べてみようと思います。
毎日執筆中のブログでは、チャート画像付きで株式市場で注目されているテーマ株や個別株などの分析を行っています。
一度ブログの方も覗いて頂けますと幸いです。
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執筆者名:薬味多めで
ブログ名:個人投資家最前線
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