ヤギ、前期経常を一転23％減益に下方修正

　ヤギ <7460> [東証２] が4月27日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の31億円→22.9億円(前の期は29.7億円)に25.9％下方修正し、一転して22.9％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.5億円→10.4億円(前年同期は14.4億円)に43.4％減額し、一転して27.7％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当連結会計年度は、主に非連結子会社の吸収合併による販売費及び一般管理費の増加と、連結子会社における債権の回収懸念に対する貸倒引当金繰入額の計上により、営業利益及び経常利益が当初予想を下回ることとなる見込みです。　また、当社グループは事業環境の変化に対応するため、常に事業構造改革に取り組んでおりますが、世界的な新型コロナウィルス感染症の影響等も踏まえ、関係会社における事業構造改革に向けた貸倒引当金繰入額と、投資有価証券評価損等を特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純利益が当初予想を大きく下回る見込みとなりました。　以上により2020年１月27日に公表した連結業績予想を上表の通り修正いたします。※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。