第一興商、非開示だった今期経常は黒字浮上へ

　第一興商 <7458> が2月7日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比26倍の23.7億円に急拡大した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が1億円の黒字(前期は11.9億円の赤字)に浮上する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は22.7億円の赤字(前年同期は12.8億円の赤字)に赤字幅が拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.2倍の35.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.7％→10.9％に急改善した。

株探ニュース