サンデー、今期経常を53％上方修正、配当も5円増額

　サンデー <7450> [ＪＱ] が2月15日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。21年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の10.5億円→16.1億円(前期は4億円)に53.3％上方修正し、増益率が2.6倍→4.0倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常損益も従来予想の3.5億円の赤字→2億円の黒字(前年同期は0.2億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上し、10倍増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は10円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年２月期は新型コロナウイルス感染拡大による生活様式の変化に伴い、外出を自粛し家で過ごす時間が増加した方に向け、家屋の補修・修繕に関する商材を提案したことで、ＤＩＹに関連する商材の販売が前年を上回る状況が継続いたしました。また、マスクや消毒液など感染防止に関する商材の販売が大きく伸長したほか、自宅で食事を楽しむための商材を提案したことで、調理家電、調理用品などの販売が好調に推移しました。また、12月以降は記録的な大雪となったことで除雪用品などに関する商品が好調に推移しました。これらの結果、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益において、前回開示いたしました業績予想を大きく超過する見込みとなりました。

　　当社は、2020年５月に創業45周年を迎えました。これもひとえに株主の皆様をはじめとした関係各位の温かいご支援の賜物と心より御礼申し上げます。　つきましては株主の皆様に感謝の意を表し、2021年２月期の期末配当において、１株当たり５円の記念配当を実施したします。　これにより2021年２月期の１株当たりの期末配当金は、普通配当の10円に記念配当の５円を加え、15円となる予定です。